動いてこそ

ゲーム用のアニメーションは、「動いてこそ」だと言うことができます。
「アニメーションとは、そもそも動くものなのではないか」と思う人もいるかもしれませんが、ゲーム用のアニメーションは、ほかのアニメーションのような「人らしい自然な動き」よりも、「ゲームでの役どころにふさわしい動き」をすることが大切なのです。

ゲーム内でもっともアニメーションが多く用いられるのは戦闘シーンであることから、「人並み外れた戦闘能力」や「華麗な剣さばき」などを、どれほど的確に表現することができるか、それらしい動きを実現することができるかが、アニメーション制作者の腕の見せどころであり、ユーザーが注目してくれるかどうかのポイントでもあるのです。

そうしたシーンを実現するためには想像力が必要ですし、多くのファイルが必要です。
ファイル数が多ければ多いほど、アニメーションはよく動きますし、滑らかな動きを再現することもできるようになるからです。
ですが、ファイル数が増えるということは、コストがかさむということでもあります。
製作費はあらかじめ決められているものなので、「こうすれば滑らかな動きになる」、「よりカッコイイ戦闘シーンになる」と分かっていても、ファイル数、つまりコストの関係で実現することができない場合もあるのです。
ですから、長い間、アニメーション制作者は、どうすればファイル数を増やすことなく思い通りのアクションを実現することができるのかで頭を悩ませてきました。

その悩みを解消してくれる、2Dアニメーション制作用のソフトウェアが開発され、コストとファイル数を同時に削減することができるようになったことは、多くのアニメーション制作者にとって朗報だったでしょうし、その悩みが解決されたことによって、より動きのいいゲームが作れるようになったのです。
あなたがいま楽しんでいるスマホゲームも、こうした人たちの努力によって作られているのです。

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